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Nr. 359 Januar 2011
今回は、ドイツでの介護での人材不足が話題になっていますが、正に日本でも同様の問題があると思いました。社会の高齢化がいずれの先進国より速いスピードで進んでいる日本では今後、介護の担い手不足については、むしろドイツ以上に深刻な問題となるのではないかと懸念します。ドイツのみならず、日本においても介護の現場で働く人の労働条件を改善することが求められていることを痛感します。また、日本ではインドネシアなどの海外からの人材の受入をする際に条件を緩和する必要がありそうです。
私にとって、興味深かったのは、兵役の代わりに福祉施設での奉仕作業があるドイツでは、今回のテーマが今後の兵役の中止(実質は廃止)との関連でレポートされていたことでした。これに関しては、日本では兵役が存在しませんので、全く状況が異なると思いました。
K. K.