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Nr. 366 August 2011
今回は、”Autonomie im Alter”がテーマになっていますが、自分自身もそれほど遠
くない将来には直面する問題ですので、とても興味深く聞きました。
ここに紹介されたウィーンでの取り組みをインターネットで調べてみました。放送に出てくるウィーン大学のDiketmüllerさんたちが提唱しているプロジェクト”Gemma raus!”(GEsundheitsfördernde MitMachAktionen für ӓltere FRAUen und Mӓnner in BewegungsparkS)は、2009年12月にスタートし、その後の約1年弱の活動経過を5か所の運動公園毎に2010年11月に様々な観点から中間報告としてまとめたようです。超高齢化社会を迎えつつある先進国にとって、このような場所で適度な運動をすることにより、高齢者が健康を保ち、自立することは非常に重要なことだと思います。当然民間のスポーツクラブも多くの高齢者が利用していると思いますが、料金を考えるとだれもが利用できるとは限りませんので、やはり、国や地方自治体が推進すべきプロジェクトであると思います。
私と妻の両親は4名共、80歳を超えており、体のどこかに小さな異常または故障を抱えていますが、幸い自分のことはほとんど自分で行い、それぞれが趣味を持ち生活をしています。私も二十数年後でも両親同様に自立し、何かに取り組んでいたいと思っています。「才能は年齢と関係なく花咲く」という日本経済新聞の記事を数日前に読み、年齢を重ねても、何かに取り組むことの大切も感じています。今回の課題は、老年の「自立」とさらに「年齢を重ねても成果は得られる」ことを改めて考えさせられました。
K. K.